【秀丸マクロ】秀Rのダウンロード

はじめに

 世の中にはたくさんのテキストエディタがありますが,その中でも秀丸はその使い勝手の良さと拡張性の高さで非常に有名です。僕も普段からこの秀丸を愛用しており,文書の保存だけでなく,ホームページの作成や組み版のTeXの利用,プログラミングのエディタとして,様々なところで活躍しています。

 一方,僕が所属する研究室では統計解析ソフトRのスキルは必要不可欠です。これが使えなければ仕事になりません。なのですが,秀丸で文書を作成しながら,Rで分析し,その結果をまた文書にコピーし・・・という作業は意外に面倒なものです。どうにかRを立ち上げずにRを使って分析ができないかと,つまり秀丸でRの入力と出力が得られないかと思い作成したのがこのマクロになります。このマクロを使うことで,秀丸のエディタとしての使い勝手の良さをそのままに,Rを使った分析が可能になります。このマクロは以下のような特徴を持っています。

【特徴】
 1.スクリプトを書いてあるファイルの保存先が自動的にワーキングディレクトリになる!
 2.GUI版のRと「ほぼ」同等の操作性を持っている!(はず・・・)
 3.図のプロットにも対応!
 4.R用パッケージのダウンロードとインストールも可能!
 5.ネット接続がプロキシを利用していてもいなくても問題なし!
 6.Rのバージョンが変わってもマクロを書き換える必要なし!

名前の由来

 『秀』丸を利用して『R』を動かすので【秀R】としました。そのままですね。ただし,読み方は『シュール』としています。

 また,このマクロの拡張版として,TeXのコンパイルと補完機能を付加した【RaTeX0e】や,それにさらにC言語,C++言語,Fortranのコンパイルまで可能にした【cRaTeX0e】もあります。そちらの方をご利用になりたい方は以下のページをご覧ください。

    RaTeX0e・・・R and TeX のための秀丸(0)環境(Environment)
   cRaTeX0e・・・C++言語とR and TeX のための秀丸(0)環境(Environment)

お約束

 本マクロの全ての権利は福中にあります。が,個人用途で使用する限りにおいて,マクロの改変は自由になさってくださって結構です。ただし,本マクロの使用に関しては,すべて『自己責任』かつ『無保証』であることに留意してください。不具合やご要望,あるいは再配布を希望する場合は僕の方までご一報いただけるとありがたいです。(tarotwork■ruri.waseda.jp:■→@)

ダウンロード

 以上のことを踏まえた上で,納得された方は以下よりダウンロードしてください。なお,本マクロはWindows XPおよびVista,7上で動作確認しております。また,秀丸のバージョンは7.11,Rのバージョンは2.10.1以降で正しく動作します。(秀丸ver.8では動作しません。)

【Windows XP版】
    秀R(Ver.1.4.1)のダウンロード (2010/04/20)

【Windows Vista版】
    秀R(Ver.1.4.1)のダウンロード (2010/04/20)

【秀丸マクロ】秀Rの設定

秀丸のインストール

 秀丸のマクロですので,当然秀丸本体が必要です。お持ちでない方はこちらからダウンロードし,インストールしてください。なお,インストール先はCドライブのプログラムファイル内(つまりデフォルトのまま)が良いでしょう。

Rのインストール

 統計解析ソフトRのインストールも必要です。未導入の方はこちらから最新版をインストールすると良いでしょう。インストール先はCドライブのプログラムファイル内(つまりデフォルトのまま)が良いと思います。なお,本マクロはR2.9.0の環境下で作成しています。

秀丸マクロフォルダの作成

 秀丸本体をインストールしたフォルダ(C:\Program Files\Hidemaru)に『Macros』フォルダを作成してください。

 次に秀丸を起動し,メニューバーにある『その他(O)』→『動作環境(E)』とたどり,『設定の対象(L)』の中の『環境』を選択します。そして,『マクロ用のフォルダ(M)』に自分が作成したマクロフォルダの場所を入力します。本サイトが仮定している状況では『C:\Program Files\Hidemaru\Macros』になります。

秀Rのインストールとマクロ登録

 ダウンロードした『syuRV***.lzh』を解凍し,全てのファイルを作成したマクロフォルダ内(C:\Program Files\Hidemaru\Macros)にコピーします。次に秀丸のメニューバーから『その他(O)』→『キー割り当て(K)』とたどり,『読み込み(R)』→『参照(B)』ボタンを押して『C:\hidemaru\Macros\syuR.KEY』を選択し,『OK』ボタンを押して設定を終了します。

 これで設定は全て完了です。最後にRファイルと秀丸を関連づけておくと便利かもしれません。このあたりは個人の好みによります。

【秀丸マクロ】秀Rの使い方

Rの実行

『Ctrl+R』:コントロールキー+アールで起動します。

 秀丸にRのスクリプトを記述し,その部分をマウスなどで範囲選択した上で『Ctrl+R』を実行するとバックグラウンドで統計ソフトRを起動し,計算した上で,その結果を秀丸の別のタブに『R_Console.out』として出力してくれます。なお,この『R_Console.out』は『C:\work』フォルダに格納されます。また図のプロットファイルは,Rのコマンドで名前を変更しない限り『Rplots.pdf』としてワーキングディレクトリに格納されます。(このように図はpdfとして出力されるので,PCの性能によっては表示までに時間がかかるかもしれません。)

 範囲選択せずに『Ctrl+R』を押した場合は,GUI版のRと同様にカーソルのあった行が実行されます。また,出力画面の『R_Console.out』を閉じるとこれまで実行した内容が全てキャンセルされます。

 また,『R_Console.out』画面に直接コマンドを入力することもできます。この場合も実行の仕方は上記と同じ(Ctrl+R)です。

R用パッケージのダウンロード

『F11』:エフ11キーで起動します。

 『F11』を押すと,インストールしたいR用パッケージ名の入力を求められますので,例えば『sem』のように入力します。その後,『OK』ボタンを押せば,自動でダウンロードが開始し,インストールが行われます。なお,結果は『R_Console.out』画面に出力されます。